介護事業の儲けの仕組み

介護事業の儲けの仕組み

介護ビジネスは、もともと政府が行っていたものが民間に認可された事業です。
そのため、利益を上げる仕組みが一般的なビジネスとは異なっています。

 

介護報酬は全国一律です。
政府が算定した要件を満たし、
単位を取得することで報酬を積み重ねていきます。

 

介護報酬には、「基本報酬」と「加算」の2種類で成り立っています。
基本報酬とは、サービスの体系や仕組みを整えたことに対する報酬です。

 

政府が示している介護計画に寄り添ったサービスを計画しているかによって、
基本となる報酬が決定されるのです。

 

通所介護や訪問介護といった介護形態の違いや、
利用者の介護区分によって変動します。

 

2015年の介護報酬改定によって、基本報酬は減少の方向に移行しました。
そんな中で利益を上げるためには、加算の充実が必須といえます。

 

加算は体制加算と実施加算の2つに分類されます。

 

政府が算定した介護体制が定まったときや、
職員の能力向上訓練を行った際に払われるのが、体制加算です。
例として挙げるとすれば、
デイサービスにおいて常勤専従の機能訓練士として
理学療法士を1名以上配置するといったものです。

 

もう1つは実施加算といって、
ケアプランや通所介護計画に則った介護を実施したことに対する報酬になります。
入浴中の利用者を観察、
介助することで得られる入浴介助加算も実施加算に含まれます。

 

サービス体制を整え、取り組むことで払われる介護報酬ですが、
算定基準を満たさないと減算されることもあります。

 

先述したように改定によって介護報酬は変動するので、
事業計画を立てる際は注意しましょう。